美瑛では連作障害を避けるために、同じ畑でも毎年違う作物を育てています。さまざまな作物が植えられた畑が作り出す、大地にパッチワークを施したような光景。なだらかな丘の稜線を走るパッチワークの路を巡ると、息を飲むような美しさです。  

5月から10月までが花の最盛期。世界中の鮮やかな色を集めたかのように、色とりどりの花が咲き誇ります。冬になると雪が降り積もり、幻想的な光景が広がります。

パッチワークの路は全長約22.7km。徒歩や自転車、車などでゆったりと巡り、お気に入りの風景を探してみてください。  

観光スポット：北西の丘展望公園、ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木 

パノラマロードは全長23.6kmの美瑛で最も有名なビューロード。丘陵や畑がどこまでも続いています。パノラマロード巡りの所要時間は、自転車なら、休憩を挟まずに約2時間半。途中には、新栄の丘展望公園、美馬牛小学校、四季彩の丘、拓真館、哲学の木、千代田の丘見晴し台、三愛の丘展望公園などの人気スポットがあります。 

新栄の丘展望公園は、夏になるとラベンダーやひまわり、ポピーなどが見頃に。日本一の夕日鑑賞スポットとしても知られています。雪の季節には、曲がりくねった道が真っ白に染まり、まるで夢の中の世界に入り込んだかのよう。北の大地の素朴な美しさを体感できます。拓真館は、美瑛の美しさを世界に広めた写真家・前田真三氏のフォトギャラリー。北海道をテーマに刻々と変化する美瑛の姿を捉えた作品が展示されています。

1年中がベストシーズン。大自然が作り出した絶景を満喫。  

十勝岳連峰や夕張山地の美しい山並みを望む国内最大級のラベンダー畑は、富田忠雄氏が手がけたもの。四季折々にさまざまな花を楽しめます。

有名な彩りの畑は、地面のキャンバスに美しい虹を作り出しているかのよう。花の本場・オランダのフラワーデザイナーが手がけたドライフラワーの舎では、さまざまなハーブ製品をおみやげに。

2007年創業、ミシュラン1つ星獲得
旬の野菜や加工品を販売する選果市場、こだわりの軽食をイートイン＆テイクアウトできる選果工房、おいしい農産物を使った料理を提供するレストラン・アスペルジュ。美瑛の農畜産物をPRするため、産地の情報発信や消費者との交流の場としての役割を担っています。。

風のガーデンは北海道を代表する美しい8つのガーデンの中の一つ。作家・倉本聰氏の富良野三部作（『北の国から』『優しい時間』『風のガーデン』）の舞台にもなっています。美しい花を鑑賞しながら、ドラマの世界感も体感できる場所です。 

新富良野プリンスホテルの敷地内にあるイングリッシュガーデンには、365品種、約2万本の季節の花々が咲き誇り、いつ訪れても癒しの風景が楽しめます。 

北海道に根ざした和洋菓子の名店  

和菓子や洋菓子を製造・販売しています。画家・坂本直行氏によって描かれたの草花の絵をモチーフにした包装紙は、洗練された美しいデザイン。  
六花文庫、中札内美術村、六花の森、六花山荘なども運営しています。

カンパーナ六花亭はふらのワイン工場のすぐ隣。ぶどう畑が目の前に広がる天井の高い明るい店内では、六花亭の定番商品のほか、地元産のブドウを使ったホワイトチョコレートやロールケーキ、ソフトクリームなど、ここでしか食べられない限定スイーツも展開しています。  

北海道を代表する銘菓、白い恋人。札幌にはメルヘンチックな雰囲気のお菓子の国、白い恋人パークがあります。

白い恋人鉄道、満開のバラ園、定刻にパレードか繰り広げられるからくり時計塔、オーロラの泉のほか、白い恋人の製造ラインも見学できます。スイーツ作りを体感できる仕掛けが随所に施されています。
その他の札幌観光スポット：ビール博物館、小樽堺町通り、大通公園、北海道大学、北海道庁旧本庁舎（赤レンガ）